日本障害者芸術団

開催の趣意

 
 全ての人の人生は、様々です。これはあなたにも、私にも選ぶことはできない。しかし、人生を、違う角度から見ることはできます。人生の素晴らしさに目を向け、耳を傾け、そして喜びと感謝のこころをもって、人生の逆境と向き合いましょう。
 2013年11月、日本障害者芸術団設立記念・未来への輝きコンサートが開催され、2014年、2016年そして2017年と合わせて4回の定期的なコンサートは多くの方々に好評をいただきました。様々な障害をもつアーティストは、元保育士女性デュオのあまゆーずや多数のアーティストと一緒に、多彩なジャンル、そして高い芸術性の公演を実現し、障害者や健常者、そして民族や国籍を問わず、ハイレベルな音楽の魅力や素晴らしい芸術への「感動」・「勇気」・「希望」を尼崎から全国、そして世界へ発信しました。「みなさん障害を持たれた方ばかりですが、とにかく笑顔が明るく、元気で、見ているこちらが生きる勇気、元気をたくさんいただきました」「普段の生活で忘れていたことを、考え思い出させてくれた、素晴らしいコンサートでした」など、観客からたくさんの応援メッセージを頂きました。
 昨年、日中国交正常化45周年を記念活動として、2008年北京パラリンピックの開催式でピアノを披露した全盲ピアニストを北京から招き、日中障害者アーティスト音楽共演を実現しました。
日本障害者芸術団は、隠れた才能を発掘すると同時に、障害ではなく、個性・実力にもっと注目してもらえるように社会に訴えます。日本初の障害者芸術団は小さな花ですが、その一片の花を、世界のいたるところで、一面に咲かせたいと思っています。

 

 

組織構成

 

名誉団長 長尾和宏

医療法人社団裕和会・理事長  長尾クリニック 院長

 

特別顧問 中村大蔵

社会福祉法人 阪神共同福祉会 理事長 

 

プロデューサー・芸術総監督 田山華栄 (身体障害2級)

NPO法人 関西障害者国際交流協会理事長。

中国北京市生まれ。先天性脊椎麻痺。平成4年来日。

「中国障害者芸術団」の創立に関わって、日本でも芸術と魂を完全に融合させる障害者芸術団を目指す。

 

団長 田中國生 (身体障害2級)

53歳の時、交通事故に遭って頸椎損傷。自身の障害を乗り越え、日本障害者芸術団の初代団長に就任した。

 

副団長 楊雪元

視覚障害(全盲) テノール歌手 中国笛演奏家

 

マネージャー  田山幸雄 (身体障害2級)

NPO法人 関西障害者国際交流協会の事務局長として、日本障害者芸術団のマネージャーを兼務。

 

日本障害者芸術団設立記念・未来へ輝きコンサート





 

 

日本障害者芸術団・未来へ輝きコンサート2014





 

 

日本障害者芸術団・未来へ輝きコンサート2016





 

 

日本障害者芸術団・未来へ輝きコンサート2017